仕草からわかる犬の気持ち
犬は人の言葉が話せませんので、仕草や行動から気持ちを読み取らなければなりません。仕草や行動から犬の気持ちをご紹介します。
犬がリラックスしている時の仕草
口を開けている
穏やかな目で、まるで笑っているかのように少し口角を上げて口を開けている時は、犬がリラックスしています。しかし、ハアハアと呼吸が荒い時は、「苦しい」や「暑い」のサインですので、注意しましょう。
おへそを見せて寝転んでいる
「へそ天」とも呼ばれているのが、おへそを真上に向けて寝転んでいる姿です。犬の急所であるお腹を見せていることから、服従の意味があるともいわれています。リラックスしている時や、甘えたい時にもお腹を見せます。
笑顔で耳を伏せている
「うれみみ」とも呼ばれているのが、口を開けて笑顔を見せながら、耳を伏せている姿です。「うれしい」や「幸せ」な気持ちがあふれ、リラックしている状態です。しかし、怖がったり警戒している時にも耳を伏せるので、表情をよく見て判断しましょう。
しっぽの動きにも注目
しっぽを激しく振る
しっぽを激しく振る動きは、犬がこれ以上ないほど喜んでいることを表しています。飼い主が帰宅した時や、おもちゃで遊んでいる時など、しっぽをリズミカルに左右にふっているはずです。
しっぽを高く上げる
犬は「不安」や「ストレス」を感じている場合にも、あくびをします。これは、気持ちを落ち着かせるための行動でもあると考えられています。
こんな行動は注意!
ブルブルと身震いする
濡れてもいないのに、水気を飛ばすようにブルブルと身震いする行動は、「緊張」や「拒否」のサインです。病院や歯磨きなど、犬にとって苦手なことに直面した時に見られる行動です。
あくびをする
犬は不安やストレスを感じた時、緊張をほぐし、気持ちを落ち着かせるための行動としてあくびをする時があります。人と犬とでは、行動の意味が異なる場合があるということを覚えておきましょう。
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